歯周組織再生療法

その他

  

 

歯ぐきの検査をされた時、3mmとか4mmとか検査者が呟いているのを聞かれると思います。または検査後にその結果を説明されるかと思います。この値は歯と歯ぐきの間にある溝の深さを測っています。歯ぐきがはれていると深くなり、さらに歯周病が重症化して骨が溶けている場合は5mmや6mmとなります。6mm以上になると歯石をとるのにも痛みが伴うことが多いため、当院では麻酔下での処置を行います。
しかし、骨が戻るわけではないので歯ぐきが引き締まることによって歯ぐきが下がり、知覚過敏や物が詰まりやすくなる場合があります。また、きちんとコントロールをしていき検診を受けていても再び状態が悪化する可能性があります。
歯周組織再生療法は、条件が整っていればそうしたリスクを下げ、失われた歯周組織を回復することを目的とした処置です。再生するために必要な因子を誘導する為の組織誘導材、新しい骨ができる足場となる骨補填材を用い、失われた組織の回復を促します。