間食について

コロナ禍の為、久しぶりに来院られる方のお口の環境が、以前と異なる傾向になっている方が見受けられます。

以前に比べて急にきれいになった方と、以前きれいだったのに、急にむし歯が増えた方。

状態を説明し、生活の変化をお聞きしたところ、コロナ禍でご自宅にいることが多くなり、歯磨きをよりしっかりとされるようになった方と、間食が極端に増えた方が多くみられました。

お口の中の環境は、ものを食べると酸性に傾き、歯が溶けやすい状態になります。そして時間とともに唾液の緩衝能で中性に戻っていきます。

間食を食べ続けると、中性に戻る時間が短く、酸性の状態が続くため、虫歯になりやすくなります。

特に、飴など長くお口の中にとどまり、糖分の多いものを一日中食べていると、あっという間にむし歯が進行します。

間食後にも簡単でよいので歯磨きをすること、それが難しければ、しっかりとうがいをしたり、水やお茶など糖分のない飲み物でお口の環境をリセットすることをお勧めします。

当院では、唾液の緩衝能などお口の環境を、SMT検査により計測することが可能です。